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【ゼミ活動紹介】大原盛樹ゼミの台湾・ベトナム研究旅行

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2016年12月26日

烏山頭ダム八田与一記念像の前で
台中でのアンケート調査
台湾の食品メーカー味丹企業でヒアリング
ホーチミンの日系食品メーカー(エースコックベトナム)
カントー大学でワークショップ
カントーの町でアンケート調査
クチ(ベトコンゲリラ根拠地跡)

 多くのゼミ(演習I/II)は、学内外で様々な活動を行っています。
 ゼミ活動とはどのようなものなのか、その一端を紹介するために、経済学部・国際経済学科の大原盛樹准教授(演習テーマ:アジア比較経済論)の台湾・ベトナム研究旅行の内容を報告いただきました。


 2016年8月31日から9月12日まで、経済学部の大原盛樹ゼミが、台湾とベトナムで研究旅行を実施しました。
 「新興国の成長を日本に取り込む!」というのが大原ゼミの共通テーマです。社会的意義とオリジナリティを大切にしながら、日本企業の海外での成長や現地の消費行動、農村開発、教育発展等の様々な研究に取り組んできました。毎年夏にアジアの新興国で研究旅行を行っており、1.現地の大学と共催でのワークショップ(研究報告会)、2.企業・行政機関でのヒアリング、3.アンケート調査、の3つを行っています。もちろん観光も思い切り楽しみます。
 今回はまず台湾第三の都市、台中市にある逢甲大学でワークショップを実施しました。その後、現地学生の熱心な協力の下、市街でアンケート調査を行いました。最初はなかなかアンケートに答えてもらえず苦労しましたが、得意の度胸と愛嬌で徐々に答えてもらう「コツ」をつかんだようです。
 ベトナムではハノイとホーチミンで、企業ヒアリングを行いました。その後、アジア最大の稲作地帯であるメコンデルタの中心都市カントーに移動し、農業研究で有名なカントー大学でワークショップを行いました。この旅2回目の報告で、英語もかなりスムーズにできました。現地学生の優れた報告も聞きました。ここでも街頭でアンケート調査を行いました。
 今回の研究テーマは、1.日本企業の現地市場向けの研究開発、2.企業の信頼構築、3.オートバイの生活への貢献、の三つです。不祥事(ベトナムで河川の汚染問題、台湾で食品安全問題)を引き起こした企業に消費者が感じる信頼感について、そしてオートバイを使うことで生活の質がどれほど向上するのかについて、両国で消費者に二種類のアンケート調査を行いました。それに加えて本田技研工業、味の素、エースコック、テラモータース、ヤンマー、蛇の目ミシンの各社の現地法人と味丹という台湾の食品メーカーで、主に研究開発と現地人材の活用についてヒアリングを行いました。多数の皆様の献身的なご協力のおかげで、貴重な知見とデータを得ることが出来ました。それを基にオリジナルな研究をしていきます。
 それ以外に、台湾では日本統治時代に建設された烏山頭ダムや台南のオランダ統治時代の遺跡を、ベトナムではベトナム戦争時代のベトコンの拠点だったクチの見学をしてきました。カントーではメコン川のクルーズもしました。両国の国作りの過程や社会の特色の一端を垣間見ることができました。両国とも人が優しく食事もおいしい、いいところで、満足感を持って無事に帰国しました。明るく楽しい旅でした。

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