人をつなげる豊園縁側プロジェクト紹介

都会的な四条通りと昔ながらの街並みが混在する下京区の中で、佛光寺を囲むように豊園学区はあります。世帯数は一七七〇世帯、人口は二八二六人です(平成22年10月1日現在)。京都市内で3番目にお年寄りの数が多い地域ですが、伝統を守る職人や地域活動に熱心な方がたくさんおられます。 
また、驚くべきことに、働く若者が多いのも特徴です。年齢別の人口比率をみると、「25~29歳」の層が最も高く、全体の一割を占めています。

学生のコメント

2014年度生
失敗は経験だ!」この言葉は、僕が京都市下京区豊園学区に関わる中で学んだ言葉です。活動を始めた当初は、失敗を恐れ積極的に取り組めていませんでした。しかし、豊園学区の皆様と出会い、価値観が大きく変わりました。何もしないで後悔するよりも、挑戦して失敗し、そこから学ぶ重要性を知りました。大学生活を大きく変えた貴重な出逢い。そんな出逢いがあるこの地域で活動でき、本当に幸せでした。 この冊子は龍谷大学辻田ゼミナールの人をつなげる豊園縁側プロジェクト委員会が、平成26年度に豊園学区で活動し、集大成として作成したものです。豊園自治連合会をはじめ、地域の歴史や伝統文化などに造詣が深い方々の協力を得て完成させることができました。本当にありがとうございました。 一人でも多くの人に、豊園学区の魅力を知ってもらい、愛着を持ってもらえると嬉しいです。 (杉本)