豊園の伝統職人インタビュー 久保田美簾堂 久保田晴司さま

 この商売を長く続けていきたい。続けていくためには、お客さまが望まれるものを作らないといけません。それを作るためには良質な材料が安定的に手に入ることが大前提です。すだれの継承には、私のところの技術だけではなく、材料産地の存続が不可欠です。また、すだれを編む機械を作る企業が無くなってしまったので、今使っている編み機が破損しないかも心配です。
今後は、新しいすだれの使い方を提案していきたい。

学生のコメント

初めて伺った時、家族で簾作りをされていました。その姿がとても印象的で、素敵でした。また、久保田さんは簾の材料から使い道まで丁寧に説明してくださったり、実際にヨシを切ってくださったりと、親切で気前の良い方だと感じました。(安井)

プレビュー

【教員名】辻田素子
【フリガナ】ツジタモトコ
【ゼミ・プロジェクト名】辻田ゼミ