経済学部では、長年、「経済学の技法I, II」(1年次の全員履修科目)において、情報実習室を使って全員がパソコンの利用に慣れ、情報処理の基礎を学んで来ました。さらに2020年度より「統計学入門」を1年次の全員履修科目として開始し、経済学部生全員がデータリテラシーを身に着ける教育プログラムを実施しています。大教室や自宅においても、自らのデバイスを用いて学習効果を上げられないかと考えられています。
スマートフォンは非常に便利なデバイスですが、大きな画面で特別なアプリケーション(Excelや統計のソフト等)をインストールできる点で、あるいは作業効率の点でノートパソコンに勝る機器はまだ現れません。
レポートや卒論の執筆、データの整理や計算、授業やゼミにおけるプレゼン・スライドの作成など、ノートパソコンを常に携帯していると、多くの場面で非常に便利です。特に、オンライン授業を快適に受講し、数的な処理によって経済現象を理解する際にも自分専用の携帯用ノートパソコンは強力な味方になります。「経済データサイエンス」プログラムの科目では、プログラミングの初歩も学ぶことになるでしょう。
そこで経済学部では、ノートパソコン等の学内外での携帯を必携しております。授業担当者がノートパソコンを持参していることを前提に授業を展開することもあります。既に所有している場合は新たに購入する必要はありませんが、入学を機に購入を検討されている入学生に向けて、以下の情報を参考までに提供いたします。
なお、何らかの事情で入学時にデバイスを揃えられない場合でも、1年次はセルフラーニング室の備え付けや学内貸出用のパソコンを用いることで、授業などには対応できますのでご安心ください。
■Office 365(Word, Excel, PowerPoint等)は無料
Microsoft社との包括ライセンス契約により、在学中は無料なので、プレ・インストールの必要はありません。
■本学では学内無線LAN(Wi-Fi)が整備されており、キャンパス内の多くの場所でインターネット接続が可能です。
項目 | 経済学部推奨仕様 | 補足 |
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形状 | ハードウェアキーボードを備え、持ち運びが可能なこと | |
重量 | なるべく軽量であること(携帯性を重視する場合は1.3kg以下が望ましい) | |
無線LAN | Wi-Fi6(iEEE802.11ax)以上に対応していることが望ましい | ※Wi-Fi5以上にしてください。なお、2024年度に無線ネットワークの更新をし、教室のアクセスポイントは、Wi-Fi6対応済み。(Wi-Fi5は2013年、Wi-Fi6は2019年に標準化された規格) |
キーボード | 物理的なキーボードが利用可能であること(脱着式・分離型でも可) | |
バッテリ | 駆動時間(カタログ値)8時間以上(10時間以上が望ましい) | 学内には、充電スポットを一定用意しているが、教室では充電することができないため、バッテリ容量の多いものとする |
OS | Windows または macOSの最新バージョン(Windows11 またはmacOS15) | |
CPU | intel core i5(第13世代)相当またはApple M1 相当以上 | Ai PCの場合は intel Core Ultra5相当またはAppleM3相当以上 |
メモリ | 8GB以上(16GB以上が望ましい) | Ai PCの場合は 16GB以上(32GB以上が望ましい) |
内部記憶装置 | 256GB以上(512GB以上が望ましい)(SSD推奨) | |
ディスプレイ | 12インチ以上が望ましい | |
カメラ・マイク・外部インターフェース |
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HDMI端子は、大型モニターやプロジェクターに接続する際の利用を想定 USB TYPE-C端子は、個別ディスプレイへの接続や充電の際の利用を想定 |
その他 | 購入不要、Microsoft Office(Word・Excel・PowerPoint等)は大学のライセンスにより無償でインストールできます |
※最低限の動作可能水準
合格者手続き時を含め、龍谷大学生活協同組合(生協)において、パソコン購入の相談や実売を行っています。
なお、上記の推奨仕様を満たすパソコンの例として、生協の新入生特設サイトをご覧ください(あくまで販売サイトとしての一例です)。
先端理工学部、農学部、心理学部の推奨仕様も参考までに。