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Faculty of Economics

経済学部

国際経済学科

  • コミュニケーション能力を駆使して世界の人々と協力しながら問題解決を図れる人材へ

    プログラム・ゼミ紹介

    国際経済プログラム

    現代の世界経済の仕組みを理解し、国際問題の解決策を考える

    経済のグローバル化が進み、人・モノ・資金が日々国境を自由に行き来し、国内と海外の経済との結びつきはかつてないほど強まっています。
    貿易や為替の仕組みと影響などを学び、現代の世界経済を理解します。

    磯部 有希さん

    磯部 有希さん

    国際経済学科 3年生(広島県 広島女学院高等学校 出身)

    他者理解の姿勢で、多角的に中国をとらえる

    「中国経済論」は経済や歴史、政治、社会など多様な観点から中国を理解する授業で、ニュースやドキュメンタリーの映像も見ながら学びます。大きなテーマは「成長優先の国から国民の豊かさをめざす成熟した国への転換」と「中国の台頭がもたらす国際経済秩序の変更」です。

    それらをめぐり、中国の経済的遺産や計画経済、市場経済化、産業・企業の発展、国際経済との一体化、国内格差、財政、社会福祉国家化、イノベーションといった個別テーマに触れていきます。日中問題を解決するには、中国の世界観や価値観、他国との差異を知る必要があります。私が関心をもつ日本の経済安全保障においても、自国を優先する中国の背景を理解することが大切です。講義の学びはゼミ研究にも役立ちました。「日本企業がアジアで形成した生産立地をどう再編すべきか」をテーマに経済産業省や企業の方にインタビューを行い、研究成果はゼミナール対抗研究報告会で高評価を得ました。

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    今井 杏さん

    今井 杏さん

    国際経済学科 4年生(大阪府立香里丘高等学校 出身)

    国家間の経済格差を理解し、世界平和をめざす

    グローバル社会において、一国では解決が困難な貧困や紛争問題に各国が協力し合い、数多くの先進国企業が進出して途上国の新たな産業や雇用に貢献する。このようなグローバル化の仕組みを経済学の原点に立ち戻って考えるのが「国際政治経済学」です。

    この授業のポイントは、グローバルな政治経済の変動を「平和」の観点から読み解くことです。例えば、コロナウイルスワクチンが開発されたとき、先進国はすぐ供給契約を結びましたが、経済的な理由から途上国はどうしても取り残されてしまいます。効果の高いワクチンを独占した先進国の一つとして、日本も決して無関係とはいえません。このように先進国と発展途上国間での格差問題、つまり競争力が低いものを排除する弱肉強食の側面があるという社会課題に、私たち一人ひとりが関与しているといえるのです。この世界に住む一員として、複合的な視点で国際社会を理解することが、平和の実現につながると考えます。

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    開発経済プログラム

    発展途上国の諸問題を調査・支援する海外フィールドワークを実施

    貧しい国々が経済成長により発展していくメカニズムや、国民の生活水準が著しく低い国々への支援のあり方などを学びます。
    開発という視点から、先進国と発展途上国の経済関係を見つめ直します。

    富田 壮真さん

    富田 壮真さん

    国際経済学科 4年生(京都府 京都学園高等学校※ 出身)
    ※現・京都先端科学大学附属高等学校

    ラオスで深刻化する生活習慣病を調査

    国際協力を専攻するゼミで、その仕組みと活動をアクティブ・ラーニング型授業で体系的に学んだあとに、フィールドワークで実際の社会問題を調査。そこで発見した課題を解決するためのプロジェクトを学生主体で立案します。

    私はラオスで現地の大学や保健所、JICAで実地調査を行い、途上国でも生活習慣病が深刻な問題になっていることを知りました。帰国後に行ったアンケート調査でも運動意識の低さが顕著で、生活習慣病の是正をテーマに決めました。プロジェクト立案に際しては、「金銭的な報酬が運動習慣の形成を促進する」というアメリカの先行研究から着想を得て、インセンティブを付与する運動プログラムを提案しました。アクティブに自ら問いを立てて調べ、自分なりの結論を導くという経験は、高校までの座学中心の学修では得られません。このプログラムに参加して、社会に出てからも必ず活かせる大きな財産を手に入れることができたと感じます。

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    稲垣 志帆さん

    稲垣 志帆さん

    国際経済学科 4年生(京都府立京都すばる高等学校 出身)

    発展途上国の課題を「自分ごと化」する海外実習

    「海外フィールド実習」では、夏休み期間にNPOやNGOが開催するスタディーツアーに参加します。帰国後は、現地で得た資料をもとにグループディスカッションやプレゼンテーションを行います。訪れた国で感じた文化や課題について話し合う事後学習は、現地での学びをどう活かすかを考えるきっかけになります。

    私はスタディーツアーをとおして、都市部と農村部での意識の違いに触れ、「貧困」の一言ではあらわせない状況を実感。世界各地の問題は「自分ごと」として考える必要があると思いました。発展途上国への支援でも、単に物やお金を送るより現地の人と暮らしを共にしたほうが、本当に必要なものに気づけるかもしれません。私自身、現地での生活やインタビュー、学校訪問などを経験し、性別や年齢、人種に関係なくみんなで社会課題に向き合うことの大切さを学びました。この実習を境に、人や環境を犠牲にしない社会づくりに貢献したいと思うようにもなりました。

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    経済史プログラム

    経済発展の歴史を研究し現代の経済問題解決に活かす

    経済史は、歴史上のさまざまな経済社会の発展について研究する学問分野です。
    このプログラムでは、長期にわたる日本と世界の経済発展の歴史を体系的に学ぶとともに、スミスやケインズなどの経済思想についても学びます。

    西村 晴菜さん

    西村 晴菜さん

    国際経済学科 3年生(滋賀県立玉川高等学校 出身)

    米中の経済対立を、多角的にとらえる

    中国経済を専攻するゼミで、「米中の経済対立」をテーマにグループワークで研究しています。中国とアメリカの間で起きている貿易摩擦はさまざまな国に影響を及ぼしています。中国やアメリカの現状や政策など、それぞれの国の背景を学ぶことで、現在起きている摩擦や衝突の理由、過程を分析できるようになりました。

    また、グループ内で一つの物事に対してさまざまな意見を交わすことで、常に新しい視点や発見を得ることができ、物事を多角的に考え、広い視野を持つことの重要性も学びました。一人ひとりが幅広い知識と柔軟な思考力をもつことは、価値観の不一致や異文化への理解不足から起きる対立の解決に不可欠だと考えています。ゼミでは全国の学生を対象とした学術大会「日本学生経済ゼミナール」にも参加。討論大会出場に向けて、今後もグループ全体で知識を深めていきたいです。

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    水谷 悠仁さん

    水谷 悠仁さん

    国際経済学科 4年生(三重県 鈴鹿高等学校 出身)

    経済問題の解決策を、経済の歴史から学ぶ

    経済史プログラムでは、経済の歴史を紐解くことで、現在と未来に起こりうる社会問題とその解決策を考察します。その歴史とは過去の経済現象や政治政策だけに留まらず、当時の文化や価値観、宗教事情なども含まれます。

    さまざまな資料からその時代の社会的背景を読み解き、過去の経済事象を分析することで、現在や未来の経済を考える足がかりにします。例えば近年は、経済発展に関する問題として、SDGsにもとづいた持続可能性や地域活性化における中小企業の活躍促進などが挙げられます。これらの問題に対しても、過去の類似の事例を調査して考察することで、解決策を導き出せるかもしれません。経済史プログラムで時代や文化の異なるたくさんの「経済」に触れたことで、私は資料を読み解く力や広い視野で物事をとらえる力が身についたと感じています。また、ニュースで得た情報から今後の経済や社会がどのように変化するのかを考える習慣がつきました。

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    Seminars ゼミ紹介

    国際経済学科 佐々木 淳ゼミ

    「満州国」の経済史
    ―東アジアの歴史から、世界や日本の経済を考察―

    満州における大豆産業の変遷と、現代につながる植民地経済

    松尾 宗次朗さん

    松尾 宗次朗さん

    国際経済学科 4年生(香川県立高松北高等学校 出身)

    佐々木ゼミでは、「『満州国』の経済史」を専攻しています。私は、日本の歴史に深く関わるところに興味をもち、このゼミに入りました。ゼミでは1920年代から1940年代の満州地域の経済や産業だけでなく、当時に行われた政策など、歴史的な観点からも研究を行いました。卒業研究の主題にしたのは、満州地域における大豆産業の変遷です。生産高や価格など経済的な側面だけでなく、大豆の加工法や周辺国の動向など、さまざまな事象にも視野を広げて研究をすすめているうちに、一つのテーマから多くの知識を得たり、事柄を多角的に考える力が身についたと感じます。佐々木ゼミはテーマがとても個性的で、普段、人との会話で登場しないようなコアな分野に触れる機会が豊富でした。その反面、先行の研究や論文が少なく卒業論文の制作には苦労しましたが、達成感も大きく、自分で学んでいく楽しさを味わえました。

    今西 聖美さん

    今西 聖美さん

    国際経済学科 4年生(奈良県立高円高等学校※ 出身)
    ※現・奈良県立高円芸術高等学校

    私は近代史が好きで、戦前から戦後にかけての日本の情勢に関心をもっていました。そして日本が高度経済成長を成し遂げたのは、「満州国」の開発でノウハウを得ていたからだという仮説に興味を抱きました。ゼミでも戦前から戦後の連続性を意識しながら日本の経済成長を考察。卒業研究では、当時の日本と「満州国」の関係性から、現代も存在する「途上国から先進国が利益を得る」という構図に対して自分なりの結論を導き出しました。現代の経済に対してもいろんな側面から考察できるようになったのは、佐々木ゼミで学んだ成果だと思います。就職活動の採用面接でも、「ゼミで『満州国』について研究しています」と話すと、多くの面接官の方が興味をもってくださいました。「満州国」の経済史というニッチな分野に専門的に取り組めたことは大学ならではの経験ですし、何かを追究することのおもしろさを体験することができました。

    [主な卒業論文テーマ(国際経済学科)]

    • 発展途上国における教育問題と観光開発
    • 中国経済の諸問題と今後の展望
    • ラオスの初等教育の課題とその解決に向けた方策
    • 児童労働の規制のあり方をインドを例に再考する
    • 日韓の対立の歴史と今後
    • アメリカ・メキシコ間の国境の壁と銃規制

    国際経済学科の教育の特色

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