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Faculty of Economics

経済学部

アドバイザリーボード

「学生の本音、ネットラジオ」番組制作者、ナレーター (本学経済学部卒業生)畑中 啓司

アドバイザリーボード

自ら情報を発信し、クリエイティビティに物事を創造する

大学時代は放送部に所属していたのですが、大学に着いたら、すぐ部室へ行ってましたねえ。勉強はほどほどに(苦笑)、クラブ活動中心の生活をしていました。とはいえ放送部にいたといっても、「できれば将来、テレビ業界に行きたいな」くらいの漠然としたものでした。広告会社に就職しまして、クリエイティブな現場を経験するのですが、「創造的」というものがわかったのは、最近かもしれないと感じてます。

今はラジオなりユーストリームなり、なんでも発信できる時代なので、龍大内の情報を集めて、試行錯誤しながらも情報発信したらいいと思います。それはつまり、大学の外側の人にもいろんな情報をクリエイティブに配信できるということですから。面白い放送ができる場だと思うんですね、大学って。できるのなら、やってみたいなあと思いますね。

どんなきっかけであろうと手にとってみよう

情報の取得の仕方なんですが、雑誌でもなんでも、まず手にとってみる。じっくりは読まずに、流し読む。私も買っただけの本も多いです。ですが、断片的にでも広いジャンルから情報が入ることで、何かしらの形を作るのではないかと、経験的には思っています。

迷いながら迷いながら、でも迷ったらこっちに手をつけてみる、とか。渇望とか、何か掴みたいとか、そういう欲求がないと、なかなか実りにくいのではないでしょうか。

カッコつけて哲学書を手にとってみたりとか、難しい本で読破できなくても、何かは自分の中に入ってきます。その繰り返しが「理解を深めていく」ことにもなるんじゃないかと思います。

一番楽な状態があなたのベースである

ナレーションレッスンで心がけているのは、「その人のいいところをいかにして伸ばすか」です。そのポイントとなるのは、「一番楽な状態で喋っているときが、あなたのベースである。それを無理に変えようとするのではなく、そこをベースに技術を身につけていく」ということです。自分は自分である、ということを大事にすべきだと思います。

座右の銘「おもしろきこともなき世をおもしろく」

私はこれまで一度しかない人生ですから、できるだけ「面白いことをやっていこう」とやってきました。

自分は怠け者のほうなので、モチベーションをどう作るかが大事なんですね。二十代のときに「メディアになりたい」と漠然と考えました。結果的に、テレビのナレーターという仕事によって具現化したようにも思います。

今は自分のメディアが持ちやすい時代になっていて、ネットラジオで自分が発信したり、SNSで意見を述べたり、オモシロがれる時代だと思います。

面白いことをやっていくには、やっぱり仲間や理解者、人間関係が大事ですね。「自分は自分である」というところから物事を考えつつ、周りとの関係を創る、双方向の行き来ができるようになるといいなあと思いながらやってきたように思います。今のモチベーションは「世のため、人のため」に何ができるか。それが自分のためにもなる、そう考えています。

自信をもって発信することが必要

プレゼンの能力が問われる時代になってきて、スキル本もたくさん出てますね。でも、スキルより、「自分の言葉をどれだけ持っているか。パッションをどれだけ強く持って、それを伝えるか」これが最も大事だと思います。

それには相当の思い入れが必要で、そのためには情報量や思考の量やトレーニングも必要です。モチベーションやパッションが溢れるくらいのときは、ほんと楽しく喋れますから、ここが鍵だと思ってるんですよ。

大学に求めるのは「未来を創造していく」こと

大学に限りませんが、日本の組織のあり方が硬直化してるというか、歪が出てきてるのではないかと思います。

今の生活が安定しているのなら尚のこと「次に向かってどう作っていくか」を考えてほしいですね。組織というのは縦割りだと思いますが、横の情報の交換が少ないのは良くないですね。未来を創造していくというポジティブなエネルギーをどう用いるか、それを大学や組織には頑張ってほしいですね。

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